新型コロナウィルス禍のもとでテレワークが推奨されています。米国では、自宅における病理診断をFDAが承認したと聞いており、欧米では自宅での病理診断テレワークが現実のものとなってきています。日本でも平成30年度の診療報酬改定で、「病理診断料及び管理加算について、・・・自宅等で読影した場合も・・・算定できることとする」と記載されましたが、実際には病理診断テレワークはほとんど具体化していません。
そこで今年の教育セミナーでは病理診断のテレワークについて特集することにしました。何が問題で、どうすれば実施できるのか、病理医、ベンダー、医療情報部など多彩な演者に語っていただく予定です。奮ってご参加ください。
トピックス | 講師 |
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テレワークの現状 | 吉澤明彦先生(京都大学) |
海外の事情 | 福岡順也先生(長崎大学) |
行政からの要望 | 田中彰子先生(厚労省医政局医療情報技術推進室長) |
獣医領域におけるテレワークの実情 | 下ノ原望先生(IDEXX) |
企業からの情報 ライカ | (未定) |
企業からの情報 正晃テック | (未定) |
病理診断の実例 | (NOBORI) |
セキュリティ面から見た病理診断テレワーク、どうすれば実現可能か | 黒田知宏先生(京都大学医療情報企画部:予定) |
まとめと今後の展望 | 森一郎(国際医療福祉大学) |